「ふるさと○○(まるまる)博物館(以下○博)」は、市内にある歴史資源や歴史資源に集う人々をつないで市全体を博物館と見立てたもので、ハコモノではない、まちまるごと、まるまるが博物館という取り組みです。
地域には忘れられたり、その価値に気づかれずにきた、たくさんの魅力ある歴史資源が潜んでいます。この資源を皆さんと共に再発見し、きちんと蓄積させ、正しく価値付けして発信することで、ふるさとに誇りを持ち、大切な地域の資源を未来へ伝えていこうと考えているものです。
地域を語る「資源」も、地域を語る「ヒト」も表舞台に出す。そんな流れの中で地域力もたかまるのではないか。そして、市民全員が半径30mを目をキラキラさせながら語る語り部であったら、きっと素敵なまちに違いない。

制作

  • 南アルプス市教育委員会文化財課
  • 東京大学大学院渡邉英徳研究室
  • 首都大学東京システムデザイン学部ネットワークデザインスタジオ